自動車の外板パネルが重要部品

車のフロント

自動車用外板パネルは、車内に乗車する人を守るために安全性を確保しなければいけない重要部品であり、強度や耐腐食性、また、軽量化などの条件を備えていなければいけません。近年は、燃費性能を向上することが、自動車製造のキーワードとなり、アルミニウム合金が採用されることが多く、エンジンフード、トランクリッド、ドア等でアルミニウム合板が採用されています。

軽量かつ高強度と両方の側面を高めることで、金属の含有率においてもっとも高い技術で部品製造が行われています。自動車のボディーの仕組みはモノコックボディーと言われ、外板とフレーム構造が一体化し、加増部分がヒンジにより取り付けられるもので、骨組みを持ち、その上に外板が組まれているセミモノコック構造と大きく違う点があります。
別々の部品を必要としないことで部品点数を少なくし、軽量化と強度の両方を保つという優れた構造を持ちます。

日本車は燃費に重点を置いて生産がされるため、軽量化が進み、強度において懸念が持たれるも、軽量でもフレーム一帯の構造で内板との間の空間が儲けてあり、適度なアールが付けてあることが、衝撃の吸収性を高めるのです。飛行機や新幹線のボディーが流線型になるのは、タマゴの殻のように圧力に耐える仕組みを持ち、それを直接フレームで一回化し支えているのが、自動車に採用されているモノコックボディーの役割です。